【夢の続きが始まりました】石川善一

2000年、歌手デビューが決まった直後まさかのレコード会社倒産。 挫折から22年の時を経て 夢の続きが始まった。 元、学童保育指導員シンガソングライター。 ノンフィクション自伝小説

「 夢の続きが始まりました【第七十一章 (視点) 】」

2023/3/25
石川善一52才です。

若い頃作ったオリジナル曲が15曲、音楽配信サイトで配信されました。
2001年6月16日に完成した最後のオリジナル曲 【 Love each other 】


レコード会社が倒産し、絶望的になり、
家から出る事もなくなっていた数ヶ月。
このままじゃいけない…忘れなきゃ…。
奮起して就活。
…ですが予想以上の就職難。
30才の私は藁をもつかむ思いで、派遣会社に登録し、
半導体検査の仕事が決まりました。
 
学童保育で子供に向き合う日々から、
装置に向かい黙々と検査する生活のギャップは私を苦しめ、
喪失感は大きかったです。


歌手と学童保育の先生。
「二兎を追うモノは一兎も得ず」…と、自分を責めました。
 
会社と家の往復だけの生活の中、強引にでも1曲つくろう!!!…
…だって私はあの時、
「先生は歌を頑張るよ」って言ったのだから。
 
デビューだけが音楽じゃない。
…そして音楽を嫌いにならないためにも…と視点を変え、
明るい歌を作りたいと思った事を覚えています。
 
そうだ!!
特別ばかりを求めず、今ある幸せを探し、大事にしよう…みたいな歌がいい!!
そんなヒントを見つけ、恋愛に例えて詞を書き始めました。
仕上がりは少しズレましたが(笑)
 
どうせなら変わったメロディーラインにしてみようと前向きになれました。
よくあるパターンは【Aメロ・Aメロ・Bメロ・Cメロ】ですが、
この曲は【A・B・C・D・E】と、同じフレーズがなく、
デコボコだけど流れるようなメロディーになるよう工夫をした曲なんです。
人生の紆余曲折と同じですね。
そんな隠し味を加えたこの曲が完成した時、自分を取り戻せた気がしました。
 
そうか、私はもともと【プロ歌手】ではなかったんだ。
叶わなかっただけで失った訳じゃない。
 
もしあなたが何かを求めてうまくいかなかった時、
失ってしまったのか?…
叶わなかっただけなのか?
…そんな視点で考え直すと、もしかして救われる事があるかもしれません。



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