【夢の続きが始まりました】石川善一

2000年、歌手デビューが決まった直後まさかのレコード会社倒産。 挫折から22年の時を経て 夢の続きが始まった。 元、学童保育指導員シンガソングライター。 ノンフィクション自伝小説

「 夢の続きが始まりました【第二十章 (練習) 】」

2022/9/3
石川善一51才です。


2000年、歌手デビューが決まった直後、
まさかのレコード会社倒産。
挫折から22年の時を経て、夢の続きが始まった。
オリジナル15曲が世界配信。
 
私が歌うのは、もっぱら車です。
練習という感覚は無く、楽しいから歌う。
そんな20代~30代でした。
 
歌っているとトランス状態…と言うか恍惚状態と言うか…
それが心地よくて、
帰路をあえて遠回りして歌い続ける日々でした。
 
たまにスランプ…でもすぐに戻れました。


22年前、歌を諦め
派遣社員として再スタートした私は
生活を立て直す事で精一杯になり、 
できる残業は全てやってきました。
疲れ果てると習慣だった車での歌唱は徐々に減り、
歌う楽しさも忘れかけていた時に、
今回の夢の続きが始まりました。


スランプ…戻ると思っていました。
ですが高音がうまく出ず、
持ち歌2曲が歌えなくなっていました。
どうしよう…


そんな時に声をかけてくれた人がいます。
彼は男っぽく、きれい事だけで片づけない。
キツめの言葉もありつつ、必ずアドバイスもくれます。
最初は刺さりまくって無気力になってしまいました。
無気力から脱した感情は【負けるもんか】でした。
私は車に乗り込み歌い始めました。
うまく出ない高音。


気付きました。
私は最初からトランス状態を戻そうとしていたのではないか…と。
それは現役で若かった頃の領域じゃないか…と。
今の私がまずやるべき事は、
音程がズレようが声がかすれようが、
顔をくしゃくしゃにして、歌う発声。
気付けば2時間、車を走らせていました。
少しだけ戻ったように感じます。
 
発声練習は毎日の習慣にし、
取り戻してから音程などの調整をします。
トランス状態の域まで練習あるのみ。
 
もしかしたら練習という感覚で歌ったのは初めてかもしれません。
彼がキツめに言ったのは
何らかのヒントを与えようとしてくれた愛のムチだったんだと思えました。
【負けるもんか】で始まった感情は
今【奮い立たせてくれてありがとう】に変わりました。
私はトランス状態にこだわり練習します。
 
練習から帰った私は、
当時トランス状態の後に感じた独特な疲れと
同じ疲れを懐かしむ事ができました。
明日も練習です。
顔をくしゃくしゃにしてシャウトしている車を見かけたら、
それはきっと私です。

僕と娘と天国のママ
今だけがあればいい
過ぎたシナリオ
初恋
バイクと恋人
母よ
オパール
True blue
誰よりも
まぶしすぎる夏
You are shinning bright
ウェディングベル
Love each other
ずっと君を守りたい
あの日君と


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