【夢の続きが始まりました】石川善一

2000年、歌手デビューが決まった直後まさかのレコード会社倒産。 挫折から22年の時を経て 夢の続きが始まった。 元、学童保育指導員シンガソングライター。 ノンフィクション自伝小説

「 夢の続きが始まりました【第五十二章 (ジレンマ) 】」

2023/1/24
石川善一52才です。
【第五十一章 (大賞)】の続編です。
 
21才~29才まで私は学童保育の先生でした。



座ればひざの上に乗ってくる子供。
歩けば足にしがみついてくる子供 (^o^)
懐いて甘えてくれるのは嬉しいことだし、自由にさせていました。
なので、その当時、私が持っているズボンは丈夫なジーパンのみ。



次は厚生年金会館のステージかぁ…と、
服屋で黒いスラックスを試着しましたが、スカスカした感じがして落ち着かず、
いつもの履き慣れたジーパンで出場しました。



出場者は皆、ビシッと決めたファッションで、
中には本格的なステージ衣装の人もいました。
ジーパンは俺だけかよ!! … 
でも、子供達と接してきたジーパンが勇気をくれた気がしたんです。


学童保育4年目の私は、
ずっとこの仕事を続けるのもいいなぁ…と思い始めていて、
デビューが決まったら、
子供達との別れは寂しいだろうなぁ…と、ジレンマもありました。
そんな事まで考えない子供達は
「音楽祭がんばってきてね~ (^o^) 」
…「OK、頑張ってくるよ~!!」
 
そしてオリジナル曲【初恋】を歌い…大賞受賞 (^o^)
トロフィーGET:(私の右の、他と形が違うやつです)


「優勝したよ」と、子供達に報告すると、
「トロフィー見たいー」
…翌日、持って行きました。
 
このトロフィー、蓋がパカッと開きます。
子供達は「いろいろ入りそうだね (^o^) 」


いつもお気に入りのぬいぐるみを持っている女の子は、
「この位の大きさでも入りそうだね」
「じゃ、入れてみる?」
…「ぬいぐるみ…入れていいの?」…
「いいよ。いいよ (^o^) 」


トロフィーはその日、おままごとのお風呂として使われました(笑)


この音楽祭で大賞を受賞しましたが、
歌手デビューにはつながりませんでした。
学童保育の環境を手放したくないジレンマがあった私は、
ホッとした記憶があります。
 
その後、4年ほど学童保育を続け、
覚悟を決めてデビューを選んだのに……まさかのレコード会社倒産。
22年の空白はありましたが、現在30代~40代になっている生徒達が、
「夢の続きが始まりました」に気付いてくれたら嬉しいと思う今日この頃です(^o^)
 
ブログ村の「夢(目標・未来)カテゴリー」:PVランキングで、
年末から1位を継続しています。


ブログを見てくださっている皆様はもとより、
Facebook、ツイッター、インスタグラムで関わる皆様、ありがとうございます。
生徒が気付いてくれた時に、
約束を守って頑張っているよって言う事ができます。
本当にありがとう。


*【初恋】音楽祭歌唱映像 (ショート) はこちら↓



Live【初恋】石川善一 東京厚生年金会館大ホール【決勝大会】ホープ部門 大賞受賞1995年8月7日


*【初恋】フルバージョンはこちら↓

【初恋】理想のシングルジャケット (歌詞付き):石川善一:1993年12月10日 作成


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